老害というシステム
老害…
なりたくないですね~。
でもほとんどの人はなるんじゃないのかなって思ってます。
実は父もきっと老害なんですよね。
父は技術職なんですけど、素人にもう物を教える事が出来ないんですよね。自身が知っている事を、知らない人の立場に立って考えられなくなっています。質問してもこちらが常識を理解していないのか「どうしてそんな事が起こるの?」なんて逆に聞き返してきますが、分からないから質問してんですけどね。
こんな感じで知っているのが当たり前って自身の「立場」「価値観」に疑う余地も無い、客観的に見れない、それが絶対的に正しい。そのなってしまって老害になっていく。
私は30代なのですが、学生の頃に徐々にスマホが普及して来ました。今の学生は最初からスマホ世代。30年後の学生はメタバースネイティブ?どころで済むのか?笑
そうなっては現実的な物の所有に価値を感じてきた私は、仮想の空間の所有物(物ではない?)に価値を見出す世代の「価値観」にアップデート出来るのだろうか?出来なければもれなく老害だ。笑
そう考えると老害は避けられないし、自分もきっとなる。社会における老廃物の様な物なのかもしれない。老害になって時代のムーブを掴めなくなり使えなくなって排出されていく。
そうやって老害システムはループして社会を若返らせていく必要悪なのかもしれない。
今日までの社会に貢献してくれてありがとう。明日からの社会の為にさようなら。そんな終末を後悔なく迎える準備をしようか。